「あの人、上手そう」と思わせる！メンズゴルフウェア人気ブランド完全ガイド＆失敗しない選び方
「次のコンペ、何を着ていけばいいんだろう？」 「最近、ゴルフ場のファッションが変わってきた気がする……自分のウェアは古臭くないか？」
久しぶりのラウンド前日、クローゼットの前で腕組みをしてしまった経験はありませんか。 ゴルフにおいて、ウェアは単なる「服」ではありません。あなたのプレースタイルや性格、ひいては社会的ステータスまでも映し出す「鏡」のような存在です。
スコアが良いに越したことはありませんが、実は**「見た目がスマートであること」**も、ゴルファーとして一目置かれるための重要な要素なのです。 トレンドを押さえた人気ブランドのウェアを身に纏えば、朝のクラブハウスに入った瞬間から自信が湧き、同伴者からも「お、今日は気合が入っているね」「そのウェアかっこいいね」と好意的な視線を向けられることでしょう。
今回は、ゴルフライターとして長年トレンドを追い続けてきた私が、20代から60代まで幅広い男性ゴルファーに向けた「人気ゴルフウェアブランド」を厳選してご紹介します。 単なる人気ランキングではなく、「アスリート系」「ラグジュアリー系」といったスタイル別の分類や、年代ごとの着こなしの正解、そして「賢くおしゃれを楽しむための裏技」まで徹底解説します。
これを読めば、もうウェア選びで迷うことはありません。自信を持ってティーグラウンドに立てる「勝負服」を見つけに行きましょう。
2025年最新！メンズゴルフウェアのトレンド傾向
具体的なブランド紹介に入る前に、まずは今のゴルフファッションの全体像を押さえておきましょう。 かつてのような「派手な原色のポロシャツに、ダボダボのパンツ」というスタイルは、完全に過去のものとなりました。
現在のトレンドは、大きく分けて以下の3つの潮流があります。
1. アスリート＆機能美（テック系）
PGAツアーのプロ選手たちのような、シンプルで身体にフィットしたスタイルです。 吸汗速乾性やストレッチ性などの機能性を極限まで高めつつ、無駄な装飾を削ぎ落としたデザインが特徴。「本気でゴルフに取り組んでいる感」が出るため、上達志向の強いゴルファーに支持されています。
2. ストリート＆カジュアル（ライフスタイル系）
ジョガーパンツやモックネックシャツ、スニーカータイプのシューズなど、普段着の延長で着られるようなスタイルです。 堅苦しいゴルフのイメージを払拭し、若者を中心に爆発的な人気を博しています。「練習場の帰りにそのまま街へ行ける」ようなシームレスなデザインが主流です。
3. クラシック＆ラグジュアリー（モード系）
伝統的なスタイルを現代風に解釈した、高級感のあるスタイルです。 上質な素材やシックな色使い、ブランドロゴの主張などで「大人の余裕」を演出します。ファッション感度の高い40代以上の層に特に人気があります。
【スタイル別】メンズゴルフウェア人気ブランド厳選12選
ここからは、あなたの目指すスタイルに合わせて、絶対に外さない人気ブランドをご紹介します。 「自分がどう見られたいか」をイメージしながら選んでみてください。
■ アスリート系：機能性重視で「上手そう」に見せる
プロゴルファー御用達のブランドは、機能性が抜群なだけでなく、着るだけで「アスリート感」を演出してくれます。スコアアップを目指すストイックなあなたにおすすめです。
1. TaylorMade（テーラーメイド）
クラブメーカーとしての信頼感そのままに、アパレルラインも絶大な人気を誇ります。 「ツアーテーラード」と呼ばれる立体裁断技術により、スイング中のストレスを極限まで軽減。シンプルながらも、肩や背中に配置されたロゴが力強さを感じさせます。タイガー・ウッズやローリー・マキロイ（※クラブ契約）といったトッププロのイメージが強く、着ているだけで「ガチ勢」のオーラが出ます。
2. Callaway Apparel（キャロウェイアパレル）
石川遼プロとの契約でもおなじみの、人気No.1クラスのブランドです。 「着る人を選ばない」懐の深さが魅力で、本格的なアスリートラインから、少し遊び心のあるデザインまで幅広く展開しています。機能素材「スターストレッチ」など、独自のテクノロジーを搭載したウェアは快適そのもの。初心者からベテランまで、誰が着てもサマになる安心感があります。
3. adidas Golf（アディダスゴルフ）
世界的なスポーツブランドの強みを活かした、高いパフォーマンス性能が特徴です。 特にシューズ（コードカオスなど）と合わせた全身コーディネートが人気。最近では、サステナブル素材を使用した環境配慮型のウェアや、ストリート要素を取り入れたカジュアルなラインも増えており、若手ゴルファーからの支持も急上昇しています。
4. Descente Golf（デサントゴルフ）
「大人アスリート」のためのプレミアムスポーツブランドです。 身体のラインに沿ったタイトなシルエットと、高い技術力に裏打ちされた機能美が魅力。中田英寿氏がアンバサダーを務めていたことでも知られ、モノトーンを基調としたシャープなデザインは、引き締まった体型のゴルファーをより一層スタイリッシュに見せてくれます。
■ おしゃれ＆ポップ系：デザイン重視で「華やかさ」を演出
「せっかくのゴルフだから、普段は着ないような明るい服を着たい」「ファッショナブルに楽しみたい」という方には、デザイン性の高いブランドが最適です。
5. PEARLY GATES（パーリーゲイツ）
「もっと気軽にもっと楽しくゴルフをしよう」をコンセプトに、日本のゴルフファッション界を牽引し続ける絶対王者です。 ウサギのキャラクターや大胆なロゴ使い、鮮やかなカラーリングは、遠くからでも一目でそれと分かる存在感があります。着ているだけで「おしゃれな人」「ゴルフを楽しんでいる人」という印象を与えられ、男女問わず知名度が抜群に高いため、コンペなどでの会話のきっかけにもなります。
6. BEAMS GOLF（ビームスゴルフ）
人気セレクトショップBEAMSが手がけるゴルフラインです。 アメカジやトラッドをベースにした「オレンジレーベル」と、クラシックで上品な「パープルレーベル」の2ラインを展開。ファッションのプロが作るウェアだけあって、トレンドの取り入れ方が絶妙です。「ゴルフウェアっぽくないおしゃれな服」を探しているなら、ここで間違いありません。
7. New Balance Golf（ニューバランスゴルフ）
スニーカーブームの再燃とともに、ゴルフウェアでも人気が爆発しています。 機能性とファッション性を高次元で融合させたデザインが特徴で、スポーティーでありながらどこか都会的。全身をニューバランスで揃えても嫌味がなく、爽やかな印象を与えられます。20代〜30代のトレンドに敏感なゴルファーにおすすめです。
8. Jack Bunny!!（ジャックバニー）
パーリーゲイツの派生ブランドとして誕生しましたが、よりカジュアルでリーズナブル、そして「家族で楽しめる」をテーマにしています。 ドラえもんとのコラボなど、遊び心あふれるデザインが多く、着ている本人も周りの人も笑顔にするようなポジティブなエネルギーがあります。ジュニア展開もあるため、親子ゴルフを楽しむパパゴルファーにも人気です。
■ ラグジュアリー系：ステータス重視で「大人の色気」を放つ
他人とは被りたくない、素材やディテールにこだわりたい。そんな本物志向の大人の男性には、ハイエンドなブランドが似合います。
9. MARK & LONA（マーク＆ロナ）
「ゴルフに自由を」をスローガンに、スカル（ドクロ）モチーフをアイコンとしたラグジュアリーゴルフブランドです。 従来のゴルフウェアにはなかった斬新なデザインと、カシミヤや高機能素材を惜しみなく使った高級感が特徴。木村拓哉氏がアンバサダーを務めていることでも有名です。「ただのゴルフ好きなおじさん」にはなりたくない、攻めの姿勢を持つゴルファーに選ばれています。
10. BRIEFING GOLF（ブリーフィングゴルフ）
ラゲッジブランドとしての耐久性と機能美を、そのままウェアに落とし込んだブランドです。 ミリタリーテイストをベースにした「無骨でかっこいい」デザインは、男性の本能をくすぐります。黒、カーキ、ネイビーといった男らしいカラーリングが多く、キャディバッグと合わせてトータルコーディネートすることで、圧倒的な統一感とステータス性が生まれます。
11. 1PIU1UGUALE3 GOLF（ウノピゥウノウグァーレトレ ゴルフ）
ハイファッションとスポーツを融合させた、究極のラグジュアリーブランドです。 立体裁断による美しいシルエットと、イタリア製生地などを使用した極上の着心地が魅力。価格帯は高めですが、それに見合うだけの高級感と特別感があります。ゴルフ場でも一目置かれる、エグゼクティブ層のための勝負服です。
12. TravisMathew（トラヴィスマシュー）
アメリカ西海岸のサーフカルチャーをルーツに持つ、リラックス感あふれるブランドです。 石川遼プロが着用し始めたことで日本でも人気が急上昇しました。シンプルで上質な素材感は、ゴルフ場だけでなく、そのままクラブハウスのレストランや街中に溶け込めるほど洗練されています。「気取らないかっこよさ」を求める大人の男性にぴったりです。
人気ブランドを買うことの「隠れたメリット」を知っていますか？
ここまで魅力的なブランドを紹介してきましたが、正直なところ「どれも値段が高いな……」と感じた方もいるかもしれません。 確かに、人気ブランドのポロシャツは1枚15,000円〜20,000円以上することも珍しくありません。ユニクロやワークマンなら数千円で済むのに、あえて高いブランドを買う意味はあるのでしょうか？
実は、「人気ブランドを買うこと」は、経済的にも非常に理にかなっているのです。
「リセールバリュー（再販価値）」という考え方
人気ブランドのゴルフウェアは、中古市場でも非常に需要があります。 例えば、パーリーゲイツやマーク＆ロナといったブランドは、数回着用した程度であれば、定価の半額近い価格で売れることもあります。
- 安いノーブランドの服（3,000円）： 着なくなったら捨てるだけ（価値0円）。
- 人気ブランドの服（15,000円）： 着なくなったら売る（買取価格5,000円〜）。
実質的なコストで考えると、その差は縮まります。さらに、着用している間の「気分の高揚感」や「周りからの評価」というプライスレスな価値を加えれば、人気ブランドへの投資は決して高いものではないのです。
賢いゴルファーは「買って、着て、売る」を繰り返す
おしゃれなゴルファーほど、クローゼットの中身を常に循環させています。 新作を買ってワンシーズン楽しみ、鮮度が落ちないうちに売却して、その資金でまた次の新作を買う。 このサイクルを作ることで、常に最新のトレンドウェアを身に纏いながら、出費を最小限に抑えているのです。
もし、あなたのクローゼットに「昔買ったけど今は着ていない」有名ブランドのウェアが眠っているなら、それは**「次のウェアを買うための軍資金」**になります。
【年代別】失敗しないゴルフウェア選びのコツと正解コーデ
いくら人気ブランドでも、年齢や体型に合っていない服を着てしまうと、かえって「若作り」や「だらしない」印象を与えてしまいます。 年代別に、選び方のポイントとおすすめのコーディネート例をご紹介します。
20代〜30代：トレンドを取り入れて「スタイリッシュ」に
若手の特権は、トレンドや新しいスタイルに挑戦できることです。 無難にまとめるよりも、少しエッジの効いたデザインやシルエットで個性を出していきましょう。
- ポイント：
- シルエット： 少しタイトめなパンツや、逆にトレンドのジョガーパンツを選ぶ。
- アイテム： モックネックシャツやスニーカータイプのシューズなど、カジュアル要素を取り入れる。
- おすすめブランド： ニューバランスゴルフ、ビームスゴルフ、アディダスゴルフ。
- NGコーデ： 全身ダボダボのオーバーサイズ（だらしなく見える）、シャツの裾が出ている（マナー違反のリスク）。
40代：清潔感と質の良さで「できる男」を演出
脂の乗ってきた40代は、派手さよりも「質の良さ」で勝負です。 体型が変わり始める時期でもあるので、サイズ選びには特に注意し、清潔感を最優先しましょう。
- ポイント：
- 色使い： ネイビー、ホワイト、グレーなどのベーシックカラーを基調に、小物で指し色を入れる。
- 素材感： 安っぽい化学繊維ではなく、上質なコットン混や高級感のある機能素材を選ぶ。
- おすすめブランド： キャロウェイアパレル、トラヴィスマシュー、デサントゴルフ。
- NGコーデ： 派手すぎる総柄の上下（バブル時代っぽくなる）、ピチピチすぎるウェア（お腹周りが強調される）。
50代〜60代：クラシックと貫禄で「大人の余裕」を
ベテランゴルファーとしての貫禄が出てくる世代です。 若者の流行を無理に追う必要はありません。伝統的なスタイルをベースにしつつ、最新の機能素材を取り入れて快適にプレーしましょう。
- ポイント：
- スタイル： 襟付きのポロシャツにスラックスという王道スタイルが一番似合います。
- ブランド選び： 歴史あるブランドや、落ち着いたデザインのラグジュアリーブランドがおすすめ。
- おすすめブランド： テーラーメイド、マーク＆ロナ（シックなライン）、ブリーフィングゴルフ。
- NGコーデ： 全身真っ黒（威圧感がありすぎる）、色褪せた古いウェア（清潔感がない）。
女性ウケも抜群！プレゼント選びのヒント
この記事を読んでいる方の中には、パートナーへのプレゼントを探している女性もいるかもしれません。 男性が貰って嬉しいゴルフウェア選びのポイントを少しだけ伝授します。
- サイズは事前にリサーチ必須 普段の服とゴルフウェアではサイズ感が異なることがあります（ゴルフウェアは少しタイトめが好まれる傾向）。今着ているウェアのサイズを確認しましょう。
- 「自分では買わない少し高いもの」が正解 消耗品の靴下やグローブではなく、ブランドの帽子（キャップ・バイザー）や、上質なポロシャツが喜ばれます。「ブリーフィング」のカートバッグなども、実用性が高く人気です。
- 派手すぎないものを 好みが分かれる柄物よりも、シンプルなワンポイントロゴのデザインの方が、手持ちの服と合わせやすく、長く使ってもらえます。
よくある質問（FAQ）：メンズゴルフウェアの人気について
最後に、ウェア選びに関してよくある疑問にお答えします。
Q. ユニクロやワークマンはゴルフウェアとしてアリですか？
A. もちろん「アリ」です。 最近のユニクロ（特にアダム・スコット着用モデルの感動パンツ）やワークマンのゴルフラインは機能性が高く、マナー的にも問題ありません。ただし、全身を安価なブランドで固めるとチープに見える可能性もあります。「パンツはユニクロ、ポロシャツはキャロウェイ」といったミックスコーデにすると、コスパ良くおしゃれに見せることができます。
Q. プロゴルファーと同じウェアを着るのは恥ずかしいですか？
A. 全く恥ずかしくありません。むしろおすすめです。 プロと同じウェア（レプリカモデルなど）を着ることで、「あんな風にプレーしたい」というモチベーションアップに繋がります（エンクローザード・コグニション効果）。ただし、全身プロと同じでスコアがボロボロだと少し気恥ずかしいかもしれないので、上手くなるための起爆剤として活用しましょう。
Q. ゴルフ場のドレスコードで「絶対にNG」な服装は？
A. 以下の服装は多くのゴルフ場でNGとされています。
- Tシャツ、タンクトップ（襟がないもの）
- ジーンズ、デニム生地のパンツ
- サンダル、クロックス
- 迷彩柄（カモフラージュ柄）※コースによりますが避けたほうが無難
- 極端に丈の短いズボン 行くゴルフ場の公式サイトにドレスコードが載っているので、初めて行く場所の場合は必ず事前にチェックしましょう。
まとめ：人気ブランドを「循環」させて、賢くゴルフライフを楽しもう
メンズゴルフウェアの人気ブランドや選び方について解説してきましたが、いかがでしたか？
- スタイルに合わせてブランドを選ぶ（アスリート系、ポップ系、ラグジュアリー系）。
- 年代に合った着こなしで清潔感を出す。
- 人気ブランドは「資産」として考え、賢く売買する。
お気に入りのウェアを見つけることは、ゴルフの楽しみを何倍にも広げてくれます。 新しいウェアを着てティーグラウンドに立った時の高揚感、同伴者からの「かっこいいね」という言葉。これらは、スコアと同じくらい大切なゴルフの醍醐味です。
そして、新しいウェアをお迎えする準備として、ぜひクローゼットの整理を検討してみてください。 「もう着ないかな」と思ったそのブランドウェアが、驚くような価格で売れるかもしれません。
私が運営する**「GOLLET（ゴレット）」**では、ゴルフウェア専門のバイヤーが、あなたのウェアの価値をしっかりと見極め、高価買取させていただきます。 面倒な手続きは一切不要。箱に詰めて送るだけで、新しいウェアの購入資金が手に入ります。
さあ、古いウェアを手放して、最新のトレンドを身に纏いましょう。 あなたのゴルフライフが、よりスタイリッシュで充実したものになりますように！
